世界最大の迷宮都市『フェズ』①
シャウエンでの街散策を終え、次は『フェズ』を目指します。
タンジェからシャウエンに向かうバスがなかなかの居心地の悪さだったため、CTMという国営バスで向かうことにしました。こちらは75MAD(≒900円)ですが、見違えるほどの快適さ。
ちなみにシャウエンから『フェズ』行きのバスの時間表はこちらになり、最終は18時発となりますので、ご注意下さい。
バスの前を走る車がノロノロ運転で、結局約5時間かかって到着しました。
フェズは新市街と旧市街に分かれ、見所はやはり世界遺産にも認定されているメディナと言われる旧市街。
ちなみにモロッコの宿は、リヤドと言われる邸宅を改装して作られたものが多く、一般的に吹きぬけの中庭があるのが特徴です。モロッコの異国情緒あふれる空間を感じるにはリヤドに宿泊するのがオススメです。また、ダール というリヤドよりもさらに規模の小さい宿もありますが、どちらも十分異国文化に触れることができます。言わばリヤドは旅館、ダール は民宿のような感覚でしょうか?
タクシーに乗って旧市街に到着すると、まさにそこは迷路のような街でした。
細い路地が重なっており、あっという間に自分の位置を見失います…。
これぞまさに世界最大の迷宮都市と言われるのに相応しい不思議な空間。
ただ、電灯が暗い場所や小道などは危険もいっぱいですので、十分注意して下さい。
特にフェズはモロッコの中でも、カサブランカに次いで2番目に大きい都市であり、大人だけでなく、子供が非常に危険です。
実際に宿の場所を教えたくれた少年にチップを渡したら少ないと暴れ出したり、ホームレスを囲んで石を投げつけている4人組の子供がいたり、壁の上から1人の子を落とそうとしている場面に出くわしたり、凶暴でヤンチャな子供を目にしたのも事実ですので、なるべく深夜は1人で出歩いたりしない方が得策だと思います。
チェックインを終え、近くのレストランで食事取りました。
食器がとても可愛いですね。
明日は街を散策したいと思います。